医療福祉クラウドについて

医療福祉クラウドは国民視点に立ったサービスの提供をテーマとしています。国民へのサービスという点においては、東日本大震災を教訓に災害時でも利用可能な対策が重要と考えます。

医療福祉クラウド協会が提唱する医療クラウドとは、インターネットを経由し医療データや医療用アプリケーションを利用することができる、医療プラットフォームです。

Every time

時間帯、平時、災害時を問わずいつでも利用できます。

Everywhere

国内外を問わず、インターネットが繋がる環境ならどこでも利用できます。 

Everybody 

医療・介護・福祉事業者を問わず、国民だれもが利用できます。

ポイント1:国民(利用者)はインターネットから医療福祉クラウドを利用

国民が医療福祉クラウドを利用する(生涯健康情報の参照など)際に専用ネットワークではなく、一般インターネットから利用できる環境を用意

ポイント2:医療ネットワークはインターネット内に隔離・独立・集約

医療ネットワークはインターネット内にFirewallなどで隔離し、セキュリティーを担保して厚生労働省のガイドラインに準拠した環境を提供

ポイント3:医療機関は、国のガイドライン準拠した医療専用ネットワーク内に存在

医療福祉クラウドが提供する医療専用ネットワークが厚生労働省ガイドラインに準拠している事で、小規模医療機関が自らガイドライン準拠の環境を準備することは不要

ポイント4:災害時に守るべきネットワーク環境が明確

医療福祉クラウドは、守るべき対象が特定できる仕様の為、災害発生の対応や対策が明確

ポイント5:医療ネットワークに集約されたグローバルアドレスを使用

集約されたグローバルアドレスを利用し、災害時にも簡易な制御で利用者が優先的に接続できる仕組み

ポイント6:認証・ユーザ管理・データ管理など共通部分や基礎部分を基盤機能として提供

各アプリケーションベンダーは提供されるAPI(アプリケーションインタフェース)を利用して基盤機能を利用可能

ポイント7:各社のクラウドサービスを医療福祉クラウド内で提供

国民または医療機関などの利用者は、アプリケーションを提供している複数のクラウドサービスを意識する事なく利用可能